画像圧縮について
画像圧縮ツールは、写真や画像のファイルサイズを小さくして、アップロードを速くしたり、メールの添付ファイルの上限に収めたり、Webサイトの表示を速くしたりするためのツールです。選んだ画質で各画像をJPGまたはWebPとして再エンコードし、必要以上に大きな画像は縮小することもできます。カメラで撮った大きな写真では、縮小がいちばん大きな効果を生むことも少なくありません。
一度に最大20枚の画像を追加できます。ファイルごとに元のサイズと新しいサイズ、削減率、画像サイズが表示され、元の画像と圧縮後の画像を並べて比較できます。ファイルは1つずつダウンロードすることも、ZIPファイルにまとめてダウンロードすることもできます。
圧縮にはブラウザに組み込まれた画像エンコーダーを使います。画像の読み込み、描き直し、保存はすべてお使いのデバイス上で行われ、サーバーにアップロードされることはありません。
使い方
- 出力形式を選びます。互換性を重視するならJPG、ファイルを小さくしたいならWebPを選んでください。
- 「画質」スライダーを調整します。初期値は80です。値を小さくするとファイルは小さくなりますが、ノイズが目立ちやすくなります。
- 必要に応じて「長辺を制限」にチェックを入れ、1920などのサイズを入力すると、大きな写真を縮小できます。
- 「画像を選択」をクリックするか、ファイルを枠にドラッグするか、Ctrl+V / Cmd+Vで画像を貼り付けます。圧縮はすぐに始まります。
- 各ファイルの新しいサイズを確認し、「プレビュー」をクリックして元の画像と圧縮後の画像を比較します。
- ファイルの横の「ダウンロード」か「すべてダウンロード(ZIP)」をクリックします。設定を変えた後は「新しい設定をすべての画像に適用」をクリックしてください。
主な機能
- 一括圧縮: 1回に最大20枚、1ファイルあたり50 MBまでの画像を処理できます。メモリの使用量を抑えるため画像は1枚ずつ順番に処理され、いつでも停止・再開できます。
- JPGまたはWebPを画質スライダーで調整: 1〜100の画質設定が、すべての画像に共通で適用されます。WebPは、お使いのブラウザがWebPファイルを作成できる場合にだけ選べます。
- 必要に応じて縮小: 長辺をピクセル数で制限できます。大きく縮小する場合は、高品質なスムージングをかけながら半分ずつ何段階かに分けて縮小します。小さい画像が拡大されることはありません。
- ありのままの結果表示: 元のサイズ、新しいサイズ、削減率、画像サイズがファイルごとに表示されます。圧縮したファイルが元より大きくなった場合も、はっきりとお知らせします。
- 処理前後のプレビュー: 元の画像と圧縮後の画像を並べて表示し、ダウンロードする前に画質を確認できます。
- プライバシーを重視した設計: 画像はブラウザ内で処理され、お使いのデバイスの外に出ることはありません。
使用例
旅行の写真をメールで送る
4032 × 3024ピクセル、1枚あたり約3 MBのスマートフォンの写真10枚は、1通のメールには大きすぎます。JPG、画質75、「長辺を制限」を2048に設定すると、各写真は2048 × 1536に縮小され、多くの場合、数百KB程度になります。
Webサイト用に画像を軽くする
バナー画像をまとめて、画質80、上限1920 pxでWebPに圧縮します。同じくらいの見た目の画質なら、WebPは通常JPGより小さくなるため、ページの読み込み時間が短くなります。ファイルごとの一覧で、それぞれの画像がどれだけ小さくなったかを正確に確認できます。
PNGのスクリーンショットを確認する
PNGのスクリーンショットはJPGまたはWebPとして再エンコードされます。写真が中心のスクリーンショットなら、容量を大きく減らせます。文字や細い線が中心の場合はプレビューを開き、文字がぼやけていたり新しいファイルのほうが大きかったりしたら、元のPNGを使ってください。
制限事項と注意点
- ブラウザに組み込まれたエンコーダーでは、PNGを可逆のまま最適化することはできません。PNGファイルは非可逆形式のJPGまたはWebPに変換されるため、スクリーンショット、ロゴ、線画はPNGのままにしたほうがよい場合があります。
- 再エンコードによって、カメラの機種、撮影日時、GPS位置情報などのEXIFメタデータは削除され、埋め込まれたカラープロファイルはsRGBに変換されることがあります。写真の向きの情報は画素に反映されるため、写真が横向きになることはありません。
- JPGは透明に対応していません。透明部分は選んだ背景色(初期設定は白)で塗りつぶされます。WebPでは透明がそのまま保たれます。
- アニメーションGIF・PNG・WebPファイルは、最初のフレームだけが残ります。AVIFファイルは、AVIFを読み込めるブラウザでしか圧縮できません。
- Safariなど一部のブラウザはWebPファイルを作成できません。その場合はWebPを選べなくなり、JPGが使われます。
- 50メガピクセルまたは1辺16,384ピクセルを超える画像は、「長辺を制限」をオンにした場合にのみ圧縮でき、100メガピクセルを超える画像は受け付けられません。スマートフォンやタブレットでは、これより小さい画像でもメモリが足りなくなることがあります。
よくある質問
画像はどのくらい小さくなりますか?
画像と設定によって異なります。スマートフォンやカメラで撮ったままの写真は、画質70〜80でかなり小さくなることが多く、長辺も制限すればさらに小さくなります。すでに強く圧縮されている画像は、ほとんど変わらないこともあります。ファイルごとに正確な結果が表示されるので、いろいろな設定を試してみてください。
圧縮したファイルが元より大きくなるのはなぜですか?
元のファイルがすでに効率よく圧縮されているか、ロゴや文字のスクリーンショットのように色数の少ないPNGである可能性があります。その場合、再エンコードしても元のエンコーダー以上の結果は得られません。画質を下げるか、WebPを試すか、元のファイルをそのまま使ってください。
画質はどのくらいに設定すればよいですか?
写真なら70〜85がサイズと画質のバランスのよい範囲で、画像全体を見る限り、80以上ならほとんどの人は違いがわかりません。60くらいを下回ると、ブロック状のノイズや色の段差が目立つようになります。処理前後のプレビューで、ご自身の画像を確認してください。
JPGとWebPのどちらを選べばよいですか?
WebPは同じ見た目の画質でも通常はファイルが小さく、透明にも対応しており、現在のブラウザならすべて表示できます。古いソフトや、WebPを受け付けない一部のメールソフトや印刷サービスで使う画像なら、JPGを選んでください。
写真を圧縮すると位置情報は削除されますか?
はい。新しいファイルは画素データだけから作られるため、GPS座標、カメラの情報、撮影日時などのEXIFメタデータはコピーされません。そのため、写真を共有する前に位置情報を削除する手軽な方法としても使えます。
画像はサーバーにアップロードされますか?
いいえ。画像の読み込み、圧縮、保存は、お使いのデバイス上のブラウザで行われます。ページを読み込んだ後はインターネット接続を切っても、ツールはそのまま動作します。